Why we are here?

 

始りは花街から

 

京都ちどりやは、1949年に創業者堀切修が舞妓さん・芸妓さん御愛用の化粧品や和小物、美容雑貨を扱う店として『ちどりや』という屋号で開業しました。

堀切の実娘であり、ちどりやの現代表である屋敷朋美は1987年に渡米後、ニューヨークを拠点にメイクアップアーティストとして活動していました。何年かして、モデルや女優の友人達、そして自身の肌トラブルに悩んでいたことがきっかけで、当時使用していた化粧品の原料を徹底的に調べることになります、その結果、大半が人工合成成分からなる化粧品が肌荒れの原因の一つであることに気づきます。

そんなある日、友達から贈り物を受け取りました。それはその友達の祖母が手作りしたというハーバルウォーター。使ってみて効果を実感した屋敷は、100%オーガニックの天然素材だけを使って化粧品を作ることを決意。さらに「化粧品の原料は万が一口に入っても大丈夫なもの」という信念から、1999年に chidoriya corp. をニューヨークに設立しました。和素材にこだわって商品第1号として発表したのは椿油をベースにした「あずきの粉と黒砂糖のソープ」

その後も柚子や緑茶、米ぬかや月桃といった日本古来の素材を活かして独自の商品作りを続けております。

 

原料も抽出溶剤もオーガニック、不耕起、無農薬、無堆肥で

育てた植物、もしくは野生のものを

化粧品作りにおいて原料が最も重要と考えるちどりやは、有機栽培もしくは無農薬栽培された植物と野生植物を使用しています。

天然素材の中には乳化剤や防腐剤の働きをするものがあり、それらの性質を活用して生産しているため、化学薬品も無添加です。植物性のものであっても遺伝子組み換えトウモロコシなどの自然界に元来存在しないものは使いません。代わりに安心な酒やコールドプレスのオイルなどを溶剤として選び、自社農園で育てた植物を浸して有効成分を抽出しています。また、水蒸気蒸溜したものも使用します。そして、自社で栽培できないものは、世界中の長年の友でもある生産者さん達や原料の製造元が支えてくれます。


How we are

最適な抽出方法やタイミングを見極めるため、各植物を注意深く観察し、その後抽出したそれぞれのエキスをかけ合わせて素材同士の相性を一つ一つ確かめていきます。無数の組み合わせの中からベストな配合を決定し、商品化するまでにざっと3,4年はかかるこれらの作業ですが、自然な環境で作られた最良の化粧品をお届けしたいから、ちどりやは愚直なまでに手を抜きません。


What we do

今まで取得してこなかったオーガニック認証を取得

オーガニックコスメの証として、ちどりやの商品は「JOCA推奨品マーク」を取得しています。

オーガニックコスメの最先端を行くヨーロッパには複数のオーガニックコスメ認証基準が存在しますが、実は石油系の合成成分を一部「使用可」としている団体も少なくありません。一方、日本オーガニックコスメ協会(JOCA)は天然成分100%でできた化粧品のみをオーガニックコスメとして認定しており、より厳格な基準を設けているといえます。JOCAのポリシーが本当に腑に落ちたので、自然な形でJOCAに賛同し、オーガニック認証を取得しました。  

今後も安心して商品をお使いいただくために、ちどりやは表示義務のないキャリーオーバー成分を含めた全成分表示に努めていきます。

※エキス抽出時に使用したり、原料を安定させるために配合したりする成分



「使ってみて!」とすすめたくなる使用感

ちどりやの強みは、主に口コミによって広がり続けてきた点にあります。

ニューヨークで設立して以来モデルや女優達の間で人気となり、逆輸入のかたちで日本へもたらされてからも噂は噂を呼び、ついにはロンドンやシンガポール、シドニーや香港でもその人気は途絶えません。

「なんとなくいいから」だけでは人は口コミしないはずです。効果をご実感いただけるからこその評判だと、とありがたく受け止めております。今後もちどりやは肌にやさしいだけでなく、肌本来の力を最大限に引きだすオーガニックコスメの開発に取り組んでまいります。

現ちどりやの誕生からこれまで、また今後の展望までを含んだ記事ち‌ど‌り‌や‌ス‌トー‌リー‌ ‌~‌こ‌れ‌ま‌で‌と、‌こ‌れ‌か‌ら‌~‌」もご一読いただけると幸いです。現代表のニューヨークにおける体験などが公開されています。ちどりやのバックグラウンドをさらにご理解いただけます。

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